ひまわり特集
夏の風物詩でもあるひまわりは、太陽を追うように花の向きを変えるという性質から、漢字でかくと「向日葵」英語では「太陽の花=サンフラワー」と呼ばれています。「あなただけを見つめる」「愛慕」などの素敵な花言葉も、そんな姿からつけられました。
ひまわりのあの大きな花は、たくさんの小さな花の集合体でできているということはご存じでしょうか?
ひまわりの花びらのように見える部分は、舌状花(ぜつじょうか)と呼ばれ、それぞれが一つの花です。雄しべは持たず、虫を引き付ける役割があります。また、中央部分は管状花(かんじょうか)といい、雄しべと雌しべを持ち、種を作ります。この2種類の小さな花がたくさん集まり、太陽のような大きなひまわりができているのです。
最近では、観賞用だけでなく種から絞り出す油や食用の品種などを全て合わせると100以上の種類があります。花粉が少なく、日持ちがする品種や、細い花びらが何重にも重なって咲く八重咲き品種など、花屋の店頭には様々なひまわりが並びます。
これから迎える暑い夏にぴったりのひまわりを、レシピを参考に楽しんでみてはいかがでしょうか?